初めての方も、過去に計測の経験がある方も、あらためて、基礎体温を測ってみましょう。
3月経周期ほどの基礎体温表をみると、基礎体温の変動がよくわかります。ただ、気になる症状がある場合には、短期間(1月経周期)の基礎体温の記録でもよいので、受診の際に持参しましょう。
基礎体温表にスポット | |
計測する時間帯が1時間以上違うときや睡眠不足、発熱などを備考欄に記入 | |
月経期間、月経以外の出血、帯下の状態、下腹痛などや月経血量の異常、服薬も記入 |
基礎体温表をダウンロード
運動すると体温が上がるように、食事、感動でもわずかながら、体温が上昇する。
基礎体温とは、何もしていない状態の体温のこと。
起床時がこれらの運動による体温上昇の影響を受けにくいために、計測は目覚めに行うのが一般的。
基礎体温表は、毎日の基礎体温を記録したもの。
低温期と高温期の境界線を見出す方法は、次の2例が一般的です。
基礎体温表に左右の指を当て、周期の前半の期間はほとんどの日の体温が左手の指の幅に、周期の後半の期間はそのほとんどの日が右手の指の幅になるような位置が低温期(左手)と高温期(右手)の境界線。
体温表に透明な定規を当てて、周期の前半の期間はほとんどの日の体温がその温度より下、周期の後半の期間はほとんどの日がその温度より上になるような位置が低温期と高温期の境界線。
基礎体温表の体温変動の曲線は、主な7つのパターンに分類できます。
自分の基礎体温表がどのパターンにあてはまるのかをみることで、そのときの健康状況や将来の妊娠の可能性などからだの状態を確認することができます。
排卵性周期とみなされる。 ただし、Ⅲ、Ⅲ´、Ⅳは黄体機能不全の場合もある。 黄体機能不全 |
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ほとんど 黄体機能不全または 無排卵性周期 と考えられる |
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無排卵性周期とみなされる |